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2022.10.04

星と自分を繋ぐ解説BOOK STEP1:【4つのエレメントって?】

このページでは、雑誌やメディアなどで、独特な表現とズバッと胸に響く言葉で、西洋占星術を発信されているジョニー楓さんより星読みについて教えてもらいます!



皆さんと一緒に学びながら解説するのは、ライターのモーリー。

悩めるときも健やかなるときも…“占い”を頼りに過ごしてきた私が思うに、その魅力は占うこと(知ること)で見えてくる未来と同じくらい、今の自分自身に向き合う時間を作るキッカケをくれることだと思っています。



星を読み、自分の明日(未来)を見つめることは、今までよりも少し肩の力を抜きながら、どこか逞しく、軽やかに日々を過ごすことへ繋がっていきます。



解説BOOKを通して、占星術をおこなう上で大切な基本素材や仕組みなどを、一つ一つ丁寧に学んでいきましょう。

ー STEP 1【4つのエレメントって?】

占星術とは、天体の位置や動きなど天体観測的な部分と、昔から伝わるジンクスや思想体系などを混ぜ合わせた学問のこと。

例えば、この時期は太陽の光が強いから種を植えようとか、この時期は太陽の位置が遠く植物が育たないから刈り取ろうとか、雨季乾季などの季節のサイクルを研究し、そこで見えてきた4つに季節をさらに12当分に分けて研究を重ねていったのが占星術。

 

私たちにとって、とても身近なものが元になっているということです。

 

星がこちらに移動するとこういう季節になるとか、こういう気分になるとか、先人たちが観察や体験を積み重ねた思想体系と天文学のコラボが占星術なのです。




ーーーでは、占いといえばよく目にする12星座とは?

 

私たちは10個の惑星の影響を受けて生きています。

地球のまわりを、月は28日周期で回り、太陽は1年。木星は12年、土星は29年。海王星は165年、冥王星は249年かけて一周します。

また、太陽と月以外の惑星は、逆行や順行を繰り返してサイクルも一定していない。

なので、その中で規則正しく1年(12ヶ月)で一周する太陽のサイクルを占いとして定着させたのだそう。

 

つまり12星座占いは“太陽のサイクル”だけをピックアップした占いということ。

 

本当は10個の惑星全ての可能性があるにもかかわらず、太陽だけ、つまり10分の1の可能性にのみフォーカスをあてた占いということになります。



だから、同じ星座同士でも違いがでてくるのは当たり前だということが分かりますね!

いままで自分は獅子座だと思って過してきたけど、それは自分の中の“10分の1”の部分でしかないなんて…びっくりです。

 

12星座について更に詳しくは、STEP3でご紹介しますね。

 

ではいよいよ、占星術を知るうえで基本となる「4つのエレメント(元素)」を見ていきましょう!

 

まず、12星座は「火のエレメント」「風のエレメント」「水のエレメント」「地のエレメント」に分類され、それぞれに異なる性質があります。

 

[ 火のエレメント ]

火のエレメントは、牡羊座、獅子座、射手座。

このグループの性質は、気分が上昇するとか、白熱するとか、テンションが上がるような、とにかく高揚感が大切。

悪く出ると衝動的に怒るとか、キレるとか。争い的な感じもあります。たとえばSNSが炎上するなど…も火の性質。

総合するとエネルギーが上や縦に“アガる”イメージ!

冒険家や野心家のように、なにか気分を高めて行動していくような感じでしょうか。

夢中になっている瞬間が何よりも重要なので具体的な結果は案外どうでもいい様子。笑

 

人間の“アガる”心理は火の影響ということです。

[ 風のエレメント ]

風のエレメントは、双子座、天秤座、水瓶座。

このグループは、火が縦に上がるのに対して、風は横への広がりや繋がりがキーワード。

例えば、「あの人と知り合いだよ」と人脈が広がったり、「詳しく知りたい」と知識を広げたり、自分に関係があるか分からないことでも、冷静に情報としてなんでも知っておきたいのが風の性質です。そのため情報のバラエティーが豊富に!

悪く出ると飽きっぽいとか、噂好き、あるいは調子がいい人など、軽いイメージを持たれてしまうかも。また質の悪い情報も集めてしまうので自ら暗くならないように注意が必要。

新しい情報をキャッチしたらみんなに広めるような職業は向いていて、SNSなども得意です。きっと自分のことを発信するというより「ここでこんなイベントがあるよ」とかみんなにとって有益な情報を広めたりしてくれるタイプですね。

[ 水のエレメント ]

水のエレメントは、蟹座、蠍座、魚座。

例えば、別々の液体を一つの器のに入れたら混ざり合って区別がつかなくなりますよね。このように惹かれたものや、共感したものに、混ざって染まっていくのが水のエレメントの特徴です。

「はじめは全然好きじゃなかったけれど、一緒にいたらなんだか気になってきちゃった」みたいな感じは水の性質。付き合っていく人や環境によって変わっていく、そこに馴染んでいこうと一生懸命に心を近づけていくような特徴があります。

共感したものに動いていくので、恋愛でも「あなたが望むなら…」と相手に寄り添うような感覚。ただ、染まるところ、相手を間違えたり、良くないものにでも惹かれたら染まってしまう可能性もあるのです。また一旦何かに染まると、染まる前に戻ることがなかなか難しい一面も。

火や風が能動的にむかっていくのに対して、水のエレメントは受動的なイメージです。その場の空気や、ひとの気持ちに共感したり分かろうとする事から、セラピーやスピリチュアルな能力に精通しているとも言えますね。

[ 地のエレメント ]

地のエレメントは、牡牛座、乙女座、山羊座。

夢を夢のままで終わらせないために、具体的なアプローチが必要!というのが地の性質。例えば、この恋愛を結婚という具体的な形にするとか、デザイナーがイメージするものを汲み取り、パタンナーとして商品(具体化)にするなど。最後までやりきるタイプなので、仕事のプロジェクトではかならず必要とされるタイプです。

ただ、悪く言えば具体性に偏りすぎて面白みがない、冒険の少ないケチな考え方になりがち…。「お金にならないならやらない」「結婚できないなら付き合わない」や「正社員になれないならそこで働かない」など硬め。

とは言え、火、風、水と、どの素材も地の素材がないと具体化できないのも確かですから欠かせない素材です。

つまり何事も地に足のついた具体性が大切で、現実的、安定、具体化がキーワードとなります。

 

4つのエレメントの性質について解説しましたがいかがでしたか?

 

周りの友人や自分に当てはめて考えると、思い当たる部分があったり面白い発見に繋がります。

また、相手の特性を少しでも知っておくと、余計な人間関係のストレスも減りますし、相手の良さを引き出すことも出来るので、お互いにとって気持ち良い関係を築いていけるのではないでしょうか。

 

ーーーーー

 

 

『占星術を自分でやってみない?』

「え、占い師になるってことですか⁉︎」

 

そんな会話からはじまったこの企画。



占いという未知なる世界に、

惹かれる気持ちは思いのほか強い。

でも、特別なパワーがあるひとしか占うことなんて出来ないんだと勝手に決めこんでいた私はジョニーさんのこの話に「学んでみたいです…」の半信半疑。



だけど、毎日が目まぐるしく移り変わる暮らしの中で、

自分自身の好きなことや自分らしさに気づくことができたら…

あの人にひとこと気の利いた言葉をかけられたら…!



それは、自分にとって、周りにとってもちょっといい明日に繋がるかもしれない。



そんな思いでいっぱいになった私は、ジョニー楓さんの愛に溢れる教えを皆さまへとシェアすることにしました。




次回は、これまた星読みをするために大切な『3区分』について解説しますのでお楽しみに!

 

⚫︎Produce

⚫︎Write&Edit /モーリー