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2024.07.01

(最終回)星と自分を繋ぐ解説BOOK STEP6:【惑星のアスペクト】の解説

このページでは、雑誌やメディアなどで、独特な表現とズバッと胸に響く言葉で、西洋占星術を発信されているジョニー楓さんより星読みについて教えてもらいます!



皆さんと一緒に学びながら解説するのは、ライターのモーリー。

悩めるときも健やかなるときも…“占い”を頼りに過ごしてきた私が思うに、その魅力は占うこと(知ること)で見えてくる未来と同じくらい、今の自分自身に向き合う時間を作るキッカケをくれることだと思っています。



星を読み、自分の明日(未来)を見つめることは、今までよりも少し肩の力を抜きながら、どこか逞しく、軽やかに日々を過ごすことへ繋がっていきます。



解説BOOKを通して、占星術をおこなう上で大切な基本素材や仕組みなどを、一つ一つ丁寧に学んでいきましょう。

前回の記事 STEP5:【12ハウス】の解説 を復習したい方はこちらから!

ー STEP6【惑星のアスペクト】の解説

【惑星のアスペクト】の解説

アスペクトとは?

西洋占星術で使われる「アスペクト」とは、惑星同士がお互いに影響をもたらし合う角度のことを指しています。

つまり、ホロスコープ上で惑星と惑星の間にどんな影響のやりとりがあるか?を見ていきます。

それぞれの角度には固有の意味があり、その角度(アスペクト)次第で内容や影響が変わって来るのです。

また、アスペクトの種類によって天体や感受点そのものの意味が変わることはありませんが、その影響の“出方”が変わってくるということになります。

これまでに解説してきた、星座(サイン)、ハウス、天体、そして今回のアスペクト、を組み合わせてホロスコープを読んでいくことにより、かなり複雑ですが、唯一無二の“その個人”のキャラクターや性質、在り方をより具体的に見ていくことができるのです。

主要なアスペクト

主要なアスペクトは、0度、180度、120度、90度、60度、150度で、メジャーアスペクトと呼ばれ、非常によく使われるアスペクトです。このアスペクトがもたらす作用は誰にでもよく分かる、みんなが日常的に体験しているものとして感じることができます。

それでは、この6つのメジャーアスペクトを順番に解説していきます。

 

▪︎0度

(Conjunction:コンジャンクション)

ハードにもイージーにも変化するアスペクト

 

0度、同じ位置、つまり惑星同士が重なり合っていることを言います。

二つの作用が合体してお互いに強め合い、そこからオリジナルなパワーが発生します。

惑星同士のエネルギーが同時多発的に働いているということです。

また、一つの惑星に別の惑星の力が流れ込んでいるということなので、惑星単体の意味とは異なる強烈で新しい活動性が生まれます。

ただ、コンジャックション0度は、無自覚で衝動的なのも特徴であり、例えば、太陽と金星がコンジャンクションなら楽しみが生きる目的になるし、水星と土星がコンジャクションだと、考え方が常に慎重という感じになります。

こうやって惑星と惑星の意味をブレンドさせ、更にコンジャンクションの場合は、それが“ほぼ無意識に同時多発的に働く”というポイントを頭に入れて星を読んでみてください。

 

▪︎180度

(Opposition:オポジション)

ハードアスペクト

二つの惑星が180度で対峙しているということを言います。

真反対の位置にあるということなので、向き合った二つの性質が相対した位置にある相手が対象となります。

反対の性質を持つということは、いい関係なら高め合えるけど、逆に気にしすぎて萎縮したり、飲み込まれて何も発揮できない可能性もあります。

そのターゲットのために何が足りないのかを見ることができるとも読めます。

オポジションをエレメントで言うなら、火と風、水と地の組み合わせなので、お互いの表現するものがハマるべきところにはハマる。つまり、盛り上がればかなり良い作用をもたらすと言うこと。

人生を活発なものにするには欠かせないアスペクトです。

 

▪︎120度

(Trine:トライン)

イージーアスペクト

二つの惑星が120度の角度にあること。

360度を120で区切ると3角形ができます。3は加速や拡大の意味を持つので、従って「発展と幸運のアスペクト」とも言われているようです。

少し穏やかな角度で発展性を持っているため衝突は起きません。

サインで見れば同じエレメント同士の位置なので、滞りなく分かり合えるし、自然と伸ばしていけると言うこと。

本人としては無意識ですが、その人らしさでもあり、良い性質として現れています。頼られたり好かれたり、周りから支持されるようなポイントとして作用していることが多いです。

また、滞る事なく惑星の力が発揮されるため、ナチュラルに好きなことを仕事にできるような才能、という点でも120度はマークして読んでください。

 

▪︎90度

(Square:スクエア)

ハードアスペクト

二つの惑星が90度の角度にあること。

サインで見れば、牡羊座から蟹座、蟹座から天秤座、天秤座から山羊座…というように、お互いの性質が馴染まないサインの間に、結びつきができるアスペクトです。

360度を90度で区切ると4角形ができます。4は停止や制限を表しますから、90度はちょっとした矛盾が発生します。しかし、人生の選択、変更、転機など、それをきっかけに変革をもたらす角度とも言えます。

ただ、活動宮、不動宮、柔軟宮という同じ3区分であることを忘れてはいけません。少し複雑になりますが、同じ性質を持ちながらも、違うところでそれが稼働してしまうということになる。

例えば、活動宮同士でのスクエアの場合、自分主体の活動意欲と集団意識の間に葛藤や矛盾が発生し、どちらかを優先するにはどちらかを止める必要が出てきます。

つまり、その都度仕切り直しが必要とされます。

でも、このハードな作用を繰り返すことで、人として深みが出てトルクが太くなる。また、打たれ強くなるとも言えると思います。

特に、当たり前に何も進まない昨今、90度の多い人の方は仕切りなしに慣れているだけに強い気がします。

 

▪︎60度

(Sextile:セクスタイル)

イージーアスペクト

二つの惑星が60度の角度にあること。

素材は違えど、許容範囲で受け取り合うことができる。つまり違う情報が入ってくることで高め合えるソフトな関係ということです。

応用力を発揮する可能性と、積極的な生産性を表しています。

トライン(120度)と比較すると、一度失われた可能性をもう一度刷新したり、工夫したりする能力に特徴があります。穏やかというより、より機敏な姿です。

また、違う素材を混ぜ合わせることができるので、適応性や応用性が必要なシーンではかなり活躍するアスペクトです。

従って、相手に合わせて自分の姿勢を変えることを必要とされる場面では、要求に合わせて工夫をし、結果を生み出す良いアスペクトと言えると思います。

 

▪︎150度

(Inconjunct:インコンジャンクト)

ハードアスペクト

二つの惑星が150度の角度のあること。

前に解説した180度が目的のために足りない部分を見る角度だとしたら、150度は資質の違う要素を意識的に調整しなければならないところ、訓練が必要な部分を意味します。

二つの資質が調和するまでは苦しいけれど、能力を磨くのでメリットの高いアスペクトです。

どのサインがあるのかで、自分の努力で高めていくのか、または、誰かの手を借りたり、教育されたりすることで磨かれていくのか、などを読むことができると思います。

今のまま、素のままではいけないという姿勢を示すアスペクトです。

主に克服に向けて発動するアスペクトなので、自分の身体の弱い部分を生まれながらにして克服しなきゃいけない運命の人なんかにあるアスペクトです。

ただ、それに慣れると、行動の目的が“克服”になるため、結果いろいろなことを成し遂げる人に多いアスペクトとも言えると思います。

 

 

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さぁ、さぁ…

ここまでの長―い道のりで、占星術の基礎となる部分を解説してきました。

6つのSTEPは、それぞれに違う頭を働かせながら学んでいく必要があったように思います。

聞き馴染みがあれば入り込みやすいけれど、何度繰り返してもなかなか腹に落ちてこない回もあったんじゃないでしょうか。

 

そう、占星術は奥が深い。深すぎるのです…。

 

ここからは、これまで学んだ知識を応用するように、

まずは自身のホロスコープを読んでいくことから始めてみませんか。

もしくは、高度な応用ですが、今日のホロスコープを見てみるのもタイムリーで面白いかもしれません。

 

 

この先も流動的な世の中は続いていきます。

だからこそ、そんな中でも諦めず、この世に生を受けた「自分」をちゃんと見つめながら、向き合うことを恐れずにいて欲しい。

ここでの学びが皆さんの毎日に少しでも良い風を吹かせ、健やかな歩みにつながることを祈りながら、いつだってここで応援しています。

 

モーリー&ジョニー

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