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2024.03.01

星と自分を繋ぐ解説BOOK STEP5:【12ハウス】の解説②

このページでは、雑誌やメディアなどで、独特な表現とズバッと胸に響く言葉で、西洋占星術を発信されているジョニー楓さんより星読みについて教えてもらいます!



皆さんと一緒に学びながら解説するのは、ライターのモーリー。

悩めるときも健やかなるときも…“占い”を頼りに過ごしてきた私が思うに、その魅力は占うこと(知ること)で見えてくる未来と同じくらい、今の自分自身に向き合う時間を作るキッカケをくれることだと思っています。



星を読み、自分の明日(未来)を見つめることは、今までよりも少し肩の力を抜きながら、どこか逞しく、軽やかに日々を過ごすことへ繋がっていきます。



解説BOOKを通して、占星術をおこなう上で大切な基本素材や仕組みなどを、一つ一つ丁寧に学んでいきましょう。

前回の記事 STEP5:【12ハウス】の解説① を復習したい方はこちらから!

ー STEP5【12ハウス】の解説②

◆第2ハウス

身体、所有するもの、好み、癖

 

第1ハウスが精神や個性などの目に見えないものだとしたら、第2ハウスはその人の“身体=天から授かった乗り物”を表す場所。ここでは、魂が閉じ込められた身体がどんなものなのかを見ることができます。

その身体に対し適しているものは何か?

つまりその人のもつ可能性や趣味性が見えてくるということ。

 

具体的な例をあげるなら、どんなファッションを選ぶのか(身に纏っているのか)、どんな味が好みなのか?どんな相手を選ぶのか?…など、五感や潜在的に好むものが読めるということにもなります。

また、好きなこと=特技や才能だと考えれば、“人生でどんなことを手に入れるのか”という個人が持つ可能性、または収入能力が分かることへと繋がり、その人の“金運”が見えてくるということにもなると思います。

逆に快楽思考が目立てば、“散財運”なんかも見えるかもしれません。笑

 

第2ハウスで見える性質を磨けば、間違いなく心地よく生きていけると言えますし、好きなことをまっとうする勇気が湧いてきますよね。

これこそが、他の誰にもない“あなたらしさ”であり、自信を持つべき部分なのではないでしょうか。

◆第3ハウス

知識、物事の考え方、捉え方

 

個人が物事をどう捉えて、どう考えるのか、を表すのが第3ハウス。

根本的なところでその人がその考えに至った経緯や、日常でどんなことをベースに物事を捉え、考えながら過ごすのか?という思考の在り方が分かる場所です。

家族や兄弟との関わり方や育った環境、周囲と接する中で得た知性といえば分かりやすいでしょうか。その知性をどう働かせながら生きているのか?という、身近な相手とのコミュニケーションや適応能力が見えてくるとも言えると思います。

例え家族であったとしても、会話の仕方や相手との接し方が、やっぱりひとそれぞれ違う理由が見えてきそうです。

 

今ある思考の仕組みは生まれてからこれまでに、あなたが見て、聞いて、感じたことに加え、外からの情報や知識が積み重なり形成されていますよね。

第3ハウスを知ることは、あなたが無意識でどんな風に人と関わるのか、また自分の言葉選びや“会話のきっかけパターン”なんかを知ることにも繋がるんじゃないかと思います。

3ハウスが火、風、水、地の内どれなのか?をチェックすることで、感覚的な理解、情感的な理解、具体的な理解、など自分の中に入ってきやすい(理解しやすい)パターンなんかも分かります。

そして、周囲と自分の本質的な部分での違いを知ることでもあるため、自分自身のことをもっと深い部分で理解できるというのもかなり興味深いポイントです。

 

きっと、いつもの思考の働き方やパターンに対してグッと納得できる部分が見えてくるんんじゃないかと思います。

 

 

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今回は2、3ハウスの解説でした。

12ハウスの紹介ができたら、いよいよこれまで学んできた星座や惑星、ハウスを組み合わせてホロスコープを読み解いていきますよ!

長い道のり…かも知れませんが、あと少し!ここで諦めず、ハウスについて知ることは占星術との関わり方をより深い部分で繋げてくれるように感じています。

次回もどうぞお楽しみに。

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