【11月】ELEMENTS FORTUNE byジョニー楓＆モーリー

-Molly‘s little voice-

⚫︎11/13 蠍座の新月

大きな何かに縛られ支配された状況のもとではやっていけない。もう満足できない。だからこそ、あなたの意思を明確に貫けるようにしなければ、状況を動かすことがどんどん難しくなってしまうんだと再確認する新月。みんなが変化を求められる時代に、あなたはどう進みたい？

⚫︎11/27 双子座の満月

ドキドキする刺激的なチャレンジや目新しさを求める満月。気分の上がる瞬間が多い時だけど、例えばそのコメントは誇張されたものかもしれないし、デマが広がっただけかもしれない。本質的な部分へちゃんとアクセスし、己の目を光らせることは怠らないで！

この時期らしい朝晩の冷え込みと昼間の日差しによるギャップに、少々ダメージを受けながらもどこかスッキリとした気分で新しい季節を迎えようとしている今月。

ツンと冷える空気が広がる中で、火のエレメントが持つ“熱を宿した姿”を打ち出していくためにはどんな手段があるのでしょうか。

あなたの心がときめくこと、面白いと思うことでなければ気持ちが入らず、表現する作品にも露骨に影響が出てしまう火エレメントの皆さん。でも、好きなことをやっていくためには、“やるべきことをちゃんとやる”ということが大切です。

そんなのは現実的でつまんない？…いやいや、ここを抑えておくことで未来が全然違ったものになることを知っているのではないでしょうか。

あなたがあなたらしく輝くため、その場きりでその熱さを終わらせず、長く継続させるためには、やっぱり努力が必要なんだ。と改めてここで背中を押させてください。

例えば、冬休みに旅行へ行きたいから今日はデザートを我慢するとか、より語学のレベルを磨いていくために毎朝15分でも多言語放送のラジオを聴くとか。もしくは運動のために自転車で通える職場に変えちゃうとか…。大きな動きでもちょっとした変化でも、定期的に行うアクションを決めることで、あなたのエネルギーが安定してくるように思います。

これまで続けることが苦手だったというよりも、今年に入ってからは特に、途切れることなくやりたいことや楽しみなこと、またはやらなきゃいけないことが巡ってきていたので、グッと絞る必要がなかったのです。

でも、ここからは「何をしてどんな姿であなたの世界を表現していきたいのか？」と一歩深いところにフォーカスをあてる時期として進んでいくのはどうでしょうか。

慣れるまでは大変だと感じても、集中して繰り返し行うことでそれが軸となり、あなたの自信となって、活き活きとよりヘルシーな空気感を作り出していくことに繋がりそう。

火エレメントのあなたは、軸が整うことで思考にもポジティブな影響がでたり、不要なものがなくなって軽やかになったり。そんな良い変化を体感しやすいのでおすすめです。

もちろん、それが誰かのためであってもいいし、自分のためでもいい。でもここで決めた約束を、あなた自身のために守って欲しいのです。

ここでの努力は、ただあなたのセンスが磨かれクオリティが上がるということだけではなく、“そこで熱く取り組んだ時間”や“磨くために行動した自分”が、新しい仕事や同じ温度感を持つ世界との出会いへ繋がっていきますからね。

ぐっと深まる秋と共にますます厳しくなる世情は、土星の促す暗さであり、重さだと言えるかもしれません。この時代らしくデータや情報は絶え間なく飛び交っているのに、その内容はどれも耳を塞ぎたくなるほど重いものだったりしますよね。

そんな中でも風のエレメントらしく、ハキハキとしたシャープな感覚で行動していきたい、または円滑なコミュニケーションをとっていきたいと願うのですが、世の中はいかんせんそうでもない様子。このギャップはもどかしくって、地味に面倒であるとも言えますが…今はこの状況を理解し合わせにいく方が賢いと言えそうです。

例えば、環境から感じる慎重さを無視して、飛び抜けた意見や自分の考えを貫いた発言をしていると、ただ場違いな人というようにとられてしまい、結果パートナーや周囲と溝ができてしまう可能性があるかもしれません。

これまでなら、あなたのその素直さがポジティブなエッセンスとして場の空気を変えてきたし、いつも新鮮な風を送り込んでくれていたのですが、全体的にシビアな状況だからこそ、一度ネガティブな方向へむかうとなかなか取り戻すことが難しくなるので危険です。

でも、その場のムードや空気を読みすぎて、発言するのを止めてしまうというのもやっぱり良くない。かなり高度なことを伝えているのは承知の上ですが、あなたの気分を大切にする場面もあれば、環境に気分を合わせる方がいい場面もあるということです。

これからの自分のためにも、程よい塩梅を目指しバランスをとる方法を身につける。そのためのトレーニングだと思ってもらえると良いかもしれません。

ここで自分の軸を見つけて大事にしながらも、ちゃんと環境の流れを読み、相手の気持ちを察する繊細な感覚を持てるのは、世の中の大きな流れや重たさの本質を理解しているからこそなのです。

あなたは知性溢れるサバイバーのように、少し緊張感を持ちながらも臨機応変に、自分らしさを発揮できる場面は見逃さない！…そんな他のエレメントにはない軽やかさを味方にし、この変化を気持ちよく乗りこなしていきませんか！

これまでの秋といえば、どこからか金木犀の香りがして季節が進んだことを実感したり、夜風に触れる帰り道で急に人肌が恋しくなったり…なんとなくセンチメンタルな気分になるのが定番だったかもしれません。しかし、今年はこの静かでしっとりと落ち着いた空気が心地よく、逆に自分自身を整えるために必要なエッセンスとなっているように感じます。

夏頃からザワザワと止まることなく動き続けてきた方は、知らぬ間に抱えた疲れとそろそろ向き合う時。ここでのメンテナンスはいつもより時間をかけて大丈夫なので、ぜひご自身を癒す時間を作ってくださいね。

今月は水エレメントである魚座と土星の掛け合わせによる影響で、あなたの心や意識の「柱」が整う時期に入っていきます。

例えば、この人の役に立ちたいとか、好きな環境のために自分の時間を使いたいとか、あなたの心を入れる場所、または守る場所が明確になっていくという感じ。

ただ、いつもより落ち着いている理由は、これまでにあなたの優しさや気持ちを簡単に裏切ってくるような悲しい環境があったり、相手を想って尽くしたのに最後は離れていく…というようなシーンも少なくなかったり。

だからこそ、ちゃんと“選ぶ”ということの大切さについて身を持って実感しているし、今後の自分のためにも必要なことであると分かっているからです。

でも、決してバリアを張り強ばっているのではなく、ただじっくりと冷静にこれからの自分のため、そして大切な世界を諦めないために整えていきたい。そんな気分なのです。

私たちは今日も益々厳しくなる情勢や気がかりなニュースが飛び交う世の中を抱えながら、風の時代らしく乾いた空気感の中で過ごしていますが…、水エレメントの皆さん！相手の空気や世界観をすっと受け入れられる柔軟さと、分け隔てなく手を差し伸べることが出来るそのセンスをどうか、どうか手放さないで欲しい。

これから心を向けるのはリスペクトできる相手や空間であること。あなたが傷つかないために、また歪んだ方向へ染まらないためにも、バランスをとりながらビシッと軸を整える１ヶ月にしましょう。

内側に少し熱い「柱」を建てたなら、あなたの言葉で、表現で、その温もりを外側へと伝えていけますからね。

また一つ季節の変わり目を感じている中で「雰囲気が少し変わりましたね」なんて言われることはないでしょうか？

土星にある魚座（水エレメント）の影響により、地エレメントの皆さんはいつになくふわっと柔らかい空気を纏っていそうなので、ちょっと気になっていたんです。

これまでなら、与えられた環境の中でしっかり応えることにより得られる賞賛、またはあなたの役割に対し集中して意欲的に活動することを好んでいました。逆を言えば、その他のことに手を出し面倒を増やしたくなかった、または自分の思う枠内で完璧な姿を守っていれば満たされていた、とも言えちゃいますが…。

しかし最近、ちょっとお隣を手伝ってあげようかなとか、ここは奢ってあげようかな…とか、少し心にゆとりが出てきているような感じでしょうか。

もちろん、これまでのあなたにその感情が全くなかったとは言いませんが、ただ今は自然と手を差し伸べることができるし、役割のない場面でも自ら意欲を発揮していける時なのです。

これをすることで何か見返りがあるか？とか、何かにつながる保証は？とか、そんなことは一旦横に置いて、ただここで仲間と同じ時間を過ごし、同じ苦労を分かち合ったり、失敗したり、または最高に楽しんだり…コミュニケートした時間があなたの心にグッと響いてくる。

あ、もしかしたら今までの自分にはこの時間が足りなかったのかも、もっと誰かのために活動できるのかも、と新たな発見や気づきがあるかもしれません。

“こんな自分もいいな”とあなた自身が心地よい空気を感じ、ナチュラルに纏っている雰囲気がまさに新鮮な姿として相手に伝わっていきそうです。言っておきますが、それはかなりプラスの意味で「いつもと違う！」と相手に思わせるため、人からも環境からもモテる。地のエレメントのモテ期という訳です。（なんか久しぶりなワードですね）

だからこそ、誰かのために自分の時間を空けるとか、ちょっと遅刻しても目の前の人を手伝おうとする自分を疑わず、今思うままにやってみてください。この変化や行動は決して無駄じゃない。ここからどんな新しい世界の幕を開けようか、今の穏やかな“ゆるみ”を味方にあなたが選んでいきましょう。