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2023.05.11
占いの結果だけを見て一喜一憂するよりも、自分の力で未来を信じて進みたい。そんなあなたのためのスペシャル企画。タロットカードをより身近に感じながら自分の力にできるよう、現実の状況や気持ちに落とし込みやすいタロットカードの解釈を教えてもらいます。
講師は「GO GREEN PARK」でもおなじみの西洋占星術師・ジョニー楓さん。タロットを味方につけて、自分や世界をより良くできるよう一緒に学んでいきましょう！
ジョニー楓さん流！タロットカード解釈
9.隠者（THE HERMIT）
【正位置】
9番目は人生の重要な跳躍を果たす場面。
・俗世界を自ら出て行く人
・あるいは俗世界に染まる前の人
がイメージされる。
生き物としての新たな可能性を示している。
社会から当て込まれるところに属しないすごさがある。
例えば、「恋愛をしてこそ幸せだよ」といったような、世の中が提供してくる価値観にとらわれていない状態。世間に染まらず個人の可能性の追求。
・純粋に物事を追求していく面白さ
・お金にならなくても学びたい
そんな気持ちが芽生えてくるとき。
【逆位置】
どうにもならないという状況にはまって迷っている。
追求しつつも、まだいいところまで深掘りできていない。
＜こんなとき、どう読む？＞
仕事面で「仕事がうまくいっていないと感じています。どうすればいいですか？」
正位置の場合・・・うまくいかせる必要もない。君が進みたい方向を選んでみて。
逆位置の場合・・・仕事だけでなく、自分の人生を自分でよりよくしようとしていないのでは？
10.運命の輪（WHEEL of FORTUNE）
【正位置】
1から10までで描かれているのは人間の人生。
0からの愚者以降、俗世界でやっていこうと決めた人物で、
現実的な迷いや成果が描かれてきた世界の最終地点。
1の魔術師で描いた目的がここで一度達成する。
例えば
「SNSのフォロワー●●人になりたい！」といった望みが達成したり、
「あの人に振り向いてもらいたい」という目標から「やっと向き合ってくれた」という達成感。
そんな風に
・小さな世界の達成
・追い風的なものが吹く状態、
ただ当面の目的であったことが叶うような、ポジティブなイメージのカード。
次の大台に乗るためのステップとも言える。
頑張って積み重ねてきたことが一気にブレイクしたり、
「ハネる」「バズる」といったタイミングがやってくるなど、
アプローチしていることによって良い変化が訪れる。
【逆位置】
・チャンスを逃す
・旬が終わった
など、もう少しでうまくいきそうだったけどギリギリうまくいかない状態。
悪くなかったけれど、今一歩チャンスを掴み損ねる予感。
今あぐらをかいてると振られるかも。
ここからの軌道修正が大切なとき。
＜こんなとき、どう読む？＞
欲しいものがあるとき「高価な服が欲しいのですが、買うのを迷っています」
正位置の場合・・・買い！！これからたくさん使えるし、それを身につけていたらいいことがあるかも。
逆位置の場合・・・最初のインパクトと違って、実際はあまり使わないかもしれないね。
11.正義(JUSTICE)
【正位置】
この連載で紹介しているウエイト版のタロットは11が正義で8が力だが、
それ以前のマルセイユ版では正義が8で11が力になっていた。
そのため、ここでは「11」という数字の持つ意味で読むといい。
1〜10は単調で、具体的な努力と葛藤をしていればよかったが、
11では10までの自分では考えつかないような視点に変わっていく。
10の先が見えてくる。
・次にやるべきことが見えてきそう
・何かと何かを比べることもあり、それが平等に考えられる
・一歩引いて考える
といったように、どちらかに肩入れすることがない
冷静な弁護士のようなイメージのカード。
それだけが未来じゃないよね？
と、10で上り詰めたものに対する否定や疑問が生まれ、
自分のやってきたことに対する冷静な見方ができる。
必然的な変化の訪れ。
【逆位置】
・いい判断ができない
・判断に迷ってしまいそう
もう少し冷静に判断すれば間違わないのに、変なところで迷ってしまう。
視点が変え切れなかった。
＜こんなとき、どう読む？＞
恋愛面で「彼の気持ちを知りたいです」
正位置の場合・・・他のことも重要だと思っているけど、あなたのことは真面目に考えているよ。
逆位置の場合・・・今は決められない。色々な気持ちがあって、一つひとつに真剣だけど選べない状態。
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