【3月】ELEMENTS FORTUNE byジョニー楓＆モーリー

「ちょっと、こんな世の中じゃ信じたいものも信じられないんですけど！」と言いたくなるほど移り変わりの激しい世界の状況と、あやふやにされがちな国家の仕組み。スマホを開けばHAPPYもBADも両方のニュースが同時に、そして秒単位で流れてくる影響でどうしたって気持ちは揺らぐし、不安にもなる。今、目の前にある存在を信じたいのに信じられない…というのは当然の心境かもしれません。

去年末に感じた重ための空気感からは抜けたけれど、まだはっきりとした目的は見えないまま、どちらかといえば無彩色でフラットな世界を淡々と過ごしているかも知れません。

でも、もし今、何にも囚われることなく、歪みのないまっさらな状況にあなたが居るならば、何をしたいですか？どこにいきたいでしょうか？

これだけ世論がぐちゃぐちゃで、信頼できるものを選ぶことさえ難しい状況だからこそ、火エレメントは「常識や周りを気にしていたらダメだ！」と気持ちを奮い立たせて、年齢やこれまでタブーとされてきたこと、または稼げる稼げないに関係なく、世界や自分自身を見つめ直していく時です。

なにかと規律に基づき考えることの多かった“これまで”があったのは事実ですが、今後はあなたの火を世の中には任せない！もう任せてなんかいられないのです！

火ならではの、そう簡単には折れない熱量や愛を向けていきたいもの、またはこれから表現したことはなんなのか？と今一度自分に問い直しながら、自己ブランディングを再構築するタイミングがきたんだと思ってみるのはどうでしょうか。

忘れないように何度でもお伝えしますが、“あなたは好きなことをやるしかない人！”なのです。

きっとこれからも変わらず世界はグラグラだし、昨日と今日で相手の意見は違ってくるかもしれない。だからこそ、髄は自分で正し、「自ら生み出していくしかない」と心に決めて進んでいく強さを味方につけること。そして、内側にある感覚を誤魔化さずピュアに向き合い受け止めること。

自分自身にとことん素直であっていいんですからね。

あなたがあなた自身を信頼している姿は、何にも変え難いほど眩しく、強く、そして美しいです。

ご心配は無用！あなたが進むと決めた道には、気持ちよく日差しが降り注ぐはずですから遠慮せず進んでいきましょう。　

「世の中の状況的にこの動きは良くないのかな」、「今この場でこの発言はまずいよな…でも気になるから言うしかないかも」という感じで、日常的にあなたの中で生まれる葛藤、もしくは足止めをしてきた“常識的な考え”。時代が大きな変化を遂げているのに、今までのフォーマットに従う意味はあるのか？

今までならこの考えが良かったけど、もっと違ってもいいんじゃないか？…そんな声が聞こえてきそうです。

今月は風の新しい活動法則が見えてくるかもしれません。私たちはこれまで家庭や学校、社会という集団の中で、やっぱり規律に従って過ごすことが求められてきたと思います。心理的な寄り添いに応えながら、なんとなく気持ちが進まなかったとしても、持ち前の瞬発力で切り替え、場面場面で判断しながら対応してきたのではないでしょうか。

でも、集団意識が重要とされる社会だったから、本来の自分を出しきれていなかったのかも。その無意識の意識が自分の才能を伸ばす妨げになっていたのかもしれない…と最近そんな考えが浮かんだりしていませんか？

だとしたら、あなたの周りにいい風が循環している証拠かもしれません。

これまでの規定フォルムを壊して進んでいくことを決め、ある意味かなり前向きになったあなたは、もはやその快感を覚えてしまい、強気な姿勢でオラオラしないかだけがちょっと心配です。（気をつけて）

もちろん、重たさや息苦しさから解放されて軽やかになるのはいいですが、ここで忘れて欲しくないのは、これまでの環境があなたを豊かに育んでくれたことも沢山あったということ。

例えば、道で困っている人が居たら声をかけてみたり、友達の恋愛が上手くいくように手伝ってみたり。自分の心が反応し何かを思いやること、誰かのために気持ちや体を動かすことで得られる充実感などは、これからもあなたの人間力を磨きながら、魂を深めることに変わりありませんからね。

まず今、目を向けるべきなのは意味がないと分かっていながらやっていたこと、またはなかなか手放せない悪しき習慣など。これらはそろそろ変化の期限が迫っていますよ。

新しい環境へ自分を進めていくためには、嫌でも開き直って諦めずに向き合う強さも時には必要です。

また、「これまでのやり方を守らなきゃいけない」という思考は手放して、人との差別化の方が面白いと感じる風エレメント本来の姿で活き活きといきませんか！

皆んなと同じ気持ちにならなくても大丈夫。そういう自分で生きていくことに迷わず、あなた自身の足で大地を踏みしめながら、さわやかに春の風を切って進んでいきましょう。

“変化したものは元には戻らない”、なんだか切ない言葉からスタートしてごめんなさい。

推しグループの活動中止や愛用していたコスメの販売終了など、気づけばあなたの生活を彩るものの一つであり、なんなら心の支えとなっていた物事との突然の別れなど。ここ数ヶ月、まさに気持ちの拠り所がなくなっていく、または変化していく寂しさを誰よりも体感してきたかもしれません。

でも、結局その親しみからなかなか抜け出せない自分が心地よいのかも？…一度馴染んだ空間から離れられない、という自分に甘くはなかったでしょうか？

もしかしたら、この環境の揺らぎは“感情の重たさ”があなたのリニューアルを遅らせ、妨げているということに気づくきっかけをくれたのかも知れません。

関わる存在の尊さを知っているということ、これだけデジタル社会の中に居ても、相手を思いやる気持ちや温もりを感じさせる表現ができることは、もちろん素敵であることに変わりません。

ただ、すぐそこに新しい未来が見えているのに“これまで”を吹っ切れない自分のままでいいのでしょうか。

例えば、あなたはサーファーで目の前にいい波がきているのに、一瞬の迷いや尻込みしたことで逃してしまい、もたもたしていたら日が暮れちゃって今日はもう終了…なんて、悲しすぎると思いませんか！

少し厳しいかもしれませんが、秒単位で移り変わる世の中だからこそ、残念ながら次の波はあなたに来ないと思った方がいいのも事実。そして心配なのは、その“乗れなかった自分”をあなた自身が責めてしまうんじゃないかということです。（私はそれが一番悔しい）

ご存知の通り、いつ何がどうなるか分からない時代だからこそ、この人だけ、これが全て、と一つに依存してしまうとそれがなくなった時のショックはかなり大きいですよね。

だからこそ、少しカラッとした空気感を取り入れながら、まずは全身の浮腫みを流し出すように、これまでを脱ぎ捨てていくことにトライしてみませんか？

あなたの中には水の要素だけでなく、火のような熱量もあれば、風のような軽やかさもあるので心配しなくても大丈夫。また、あなたの可能性を一つに絞ったらもったいないということも忘れずに。

テンション爆上がりで騒ぎたい日もあれば、相手の些細な言動にブチっと怒る瞬間もあっていい。そして、相手に気持ちを合わせられない時があってもいいのです。

そんな表情豊かな姿に蓋をせず、まずはあなた自身が理解してあげること。

その場の空気や相手に委ねることなく、いつだって自分を主に考えることを恐れないでいてください。そうすれば、プランにないような事件が起きても、簡単に折れることなく歩んでいけるはずですし、これまでよりも自分の判断に自信を持っていけると思います。

「相手の期待に応えなきゃ」ではなく、まずあなた自身の期待に応えることに集中して、その次に誰かへ。きっと今はそれで十分なのです。

どんなに時代が変わろうと変わらない、変わるはずがないと信じているものはありませんか？

それは金銭的なものや安全保障という私たちが実際的に依存しているものかも知れないし、上手くいってるパートナーに別れを切り出されるはずがない、などの情感的依存かも知れません。

当たり前だと思っていたことが急展開で変化していく時代の中で、国が国民を守ってくれる、会社が社員を守ってくれる、あるいは父親が家庭を守っていくものだ。などの、これまで“暗黙の了解”的な空気の中で成り立っていたことが、世情の上でも、私たちの気持ちの上でもなんとなく崩れ始めており、今は耳が痛くなるほどさまざまなメディアで繰り返し発信されていると思います。

「うるせぇ」と言いたくなる気持ちもありながら、やっぱりどこか怖いのは皆んな一緒です。

それは、これまで良い環境で過ごすことに慣れ、甘えてきてしまった結果が生んだ全体の空気感なのかも知れません。

例えば、これは私の専門じゃないから知らない、考えなくていいことだ、とか。それは偉い人が解決することだから私には関係ない、とか。そういう会話ってこれまで結構していたような？…気がしませんか。

自分自身の抱える状況や仕事、日々をやり抜くだけでも大変な中で、世界情勢や乱れた国家のあれこれを気にしていられない、というのもよく分かります。

でも、これからは、周りに任せていてはあなた自身が危険な時もあるんだ、と知っていることが大切になっていくと思うのです。

そして、溢れる情報と関わりながら、大小問わず毎秒選択を求められる世の中だからこそ、自分自身で価値を見抜くこと、更には“何を持って選ぶのか”という部分へこだわりながら、ちゃんと頭を働かせることが大切。

皆んなが信じるから信じよう、ではなく「なぜそれがいいのか、なぜ信じられるのか？」を求めていく必要があるし、これからは相手にも求められるようになっていくと思います。

少し面倒かも知れませんが、何か思うことがあればどんな形でも表現すること。心に留めずあなたの言葉で伝えてみましょう。

つまり、ここからはディスカッションの場を避けないことがポイントとなります。

きっと、その時間の中で相手から受け取る新しい感覚や価値観は新鮮で、あなたの根本的な物事に対する捉え方を刺激してくれるはずですし、もっと違うレベルでスマートに頭を切り替えさせてくれるかも知れません。

一つ体の余分なガスを抜くように、まずは素直にまっすぐ、話してみてください。