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2022.12.23
占いの結果だけを見て一喜一憂するよりも、自分の力で未来を信じて進みたい。そんな風に思ったことはありませんか？今回は、そんなあなたのためのスペシャル企画。タロットカードをより身近に感じながら自分の力にできるよう、現実の状況や気持ちに落とし込みやすいタロットカードの解釈を教えてもらいます。講師は「GO GREEN PARK」でもおなじみの西洋占星術師・ジョニー楓さん。タロットを味方につけて、自分や世界をより良くできるよう一緒に学んでいきましょう！
タロットカードを読んでみよう
タロットカードは全部で78枚。大きく分けると「大アルカナ」22枚と、「小アルカナ」56枚で構成されています。全世界で共通する数字の意味や象徴物のジンクスなど、カードに描かれたものが訴えかけてくるイメージやそこから感じる気分を読み解きます。
今回は基本のライダー版タロットを使用し、大アルカナから順番に解説していきます。
カードが正面を向いている「正位置」と、逆さを向いた状態の「逆位置」それぞれの解釈を見てみましょう。
ジョニー楓さん流！タロットカード解釈
0. 愚者（THE FOOL）
【正位置】
崖の淵に立ち、危ないところに足を踏み入れようとしている姿が描かれている。犬が危険を察知して止めているような様子から、
・一線を超える
・境目をさまよっている
といったイメージも。
ポジティブな意味合いでは、
・この世の中で決まっている具体的な流れを変えていこうとしている
・発想の転換
反対に、
・現実が見えていない
・先がない瀬戸際
と感じられることも。
0という数字はまだ実態がない未知の存在。
ここから新しい世界が始まりそうな期待感。
夢見がちなスタート。
変わることを望んでいる。
【逆位置】
変化の方向性が間違っている可能性がある。
まともにも進めないし、勢いよく動き出せもしない。
それはある意味現実が見えてきたとも言える。
何も生み出していない。
勇気がない。この崖から飛ぶつもりもない。
中途半端で、ちょっとネガティブな印象に。
1. 魔術師（THE MAGICIAN）
【正位置】
0から1になる。何もないところから現実的な世界を受け入れてスタートを切る。
頭の上の無限大マークは止まらない知恵を表している。
ネガティブさはなく、「さあ始めるぞ」というスタートのカード。
目の前にある4つの道具を使ってなんでもできると思っている人物が描かれている。
・自分の根拠なのい頭の良さに自信を持ってやる気満々
・まだ始めていないのになんだかやれる気がする
・イケメンから見えているポジティブな世界がイメージされる
絵柄からは頭の良い男性やスタートをしていける踏み込む力を感じるので
・良いことを言う人
・器用
・鋭い
という印象も。
数字1の若さも含めて、「社会でやっていくぞ」という若々しさの象徴でもある。
【逆位置】
考え方が浅はかな状態。「その程度でやれるって思っていたの？」というような危うさを感じる。
・安易な考え
・嘘つき
・平凡なアイデア
自分では頭がいいと思っているのに周りから見ると平凡。
＜こんなとき、どう読む？＞
採用面接で「この人を採用していいですか？」
正位置の場合・・・OK。
逆位置の場合・・・要注意かも。
恋愛面で「この人はどんな人？」
正位置の場合・・・器用でモテるタイプ。自分自身の持っている情報を話して気を引きたいのかも。
逆位置の場合・・・具体性が足りないことにまだ気づいていない人かも。
2. 女教皇（THE HIGH PRIESTESS）
【正位置】
２という数字は、２つの対立する原理に対しての迷いが出てきて、どちらを選ぶのか、迷いの中で精査していく様子。
描かれているのは修道院で勉強している固くて真面目な若い女学生。
彼女が持っている本やブルーの背景から
・真剣に迷っている
ことが伝わる。
しっかりと着込んだ姿から、
・ガードが硬い
・心を許していない様子
もうかがえる。
・感覚よりも頭で考えている
そんなイメージのクールなカード。
思春期のようなこじらせ感があり、触れづらい人物、という印象。
【逆位置】
物事を否定的に捉えがち。
現実に踏み込まないとわからないのに、やる前から否定的＆批判的。
・物事を前向きに考えられていない状態。
・関わりづらい人
などのイメージに。
＜こんなとき、どう読む？＞
恋愛面で「あの人は私のことをどう思っていますか？」
正位置の場合・・・恋愛対象に入っていて、情報をもとに真剣に考えているところ。ゆっくり考えているから相手のペースを崩さないように！
逆位置の場合・・・悪いところにばかり目がいってしまい、付き合いをポジティブには考えられていないよう。今のところはあなたにいい印象を抱いていないかも。
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